母乳、それともミルク?みんなはどうだった?ママたちの授乳体験談を紹介!
赤ちゃんへの授乳には、不安がつきもの。「母乳は足りてる?」「混合栄養でも大丈夫?」など、さまざまな不安と闘いながら、ママたちは毎日赤ちゃんのために授乳をしています。「他のママはどうなんだろう」と、周囲のママ友や育児雑誌、インターネットなどを利用し、情報を集める方も多いのではないでしょうか。
そこでランキングVERYでは200人のママたちに授乳に関するアンケートを実施! 完全母乳や完全ミルク、混合栄養など、みんなの授乳はどうだったのかをご紹介します。授乳に関する体験談も要チェックです!
※出産経験のある20代~50代の女性200名を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施いたしました。
完母でも完ミでも混合でも、授乳はママと赤ちゃんが楽しく幸せなことが大切!
アンケートの結果を表したグラフをご覧ください。1位は完母、2位は混合と続くのですが、注目したいのは「途中から完母」と「途中から完ミ」です。どちらも同じくらいの割合で、最初は混合栄養だったものの何らかの理由で途中から完母や完ミに移行しています。
授乳に関しては、完全母乳でも完全ミルクでも混合でも、赤ちゃんが元気に育てばそれでよし!
無理に完母にしようとして体調を崩してはいけないですし、母乳が出なくても自分を責める必要はありません。逆に乳腺炎を繰り返して苦しかったり、授乳間隔が空かなくて眠れなかったりするときなども、無理に母乳を続ける必要はありません。ママが無理をしたり苦しい思いをしたりしていると、赤ちゃんにも伝わってしまいます。
ママと赤ちゃんにとって、どちらも楽しく幸せに授乳ができる方法を選びたいですね。
1位:完全母乳
私は男の子2人のママで完全母乳でしたが、長男と次男とでは授乳スタイルが全く違いました。私は母乳の出が良く、少しでも授乳しない時間が長くなると胸がパンパンに張ってすぐに詰まってしまう程でした。それ程母乳が良く出たにも関わらず、長男は私の胸がスカスカになる程飲んでいました。
ある夜、授乳してもしても長男が泣き止まないことがありました。初めての育児で私もパニックになり、考えられる事は全てしましたがそれでも全く泣き止みません。見かねた母が「おっぱいが足りないんじゃないの?」と言ってきますが、「ずっと授乳しているからそれはありえない!」と私も焦りとイライラが止まりません。
私は泣きわめく長男を見つめました。長男は泣きながらも一生懸命乳首を吸っているのです。「あれ?」自分の胸に目をやりました。すると、いつもはパンパンに張っている自分の胸がまるでしぼんだ風船のようになっていました。慌てて胸を触ると、もう中身が何も入っていないような感触……。
そう、長男が飲みすぎて私のおっばいが追い付いていなかったのです。長男はお腹を空かせて泣いていたようでした。ちなみに、次男はほとんど飲めませんでした。
2位:混合栄養
ミルクを使いたくなかったけれど、一人目はなかなか思うように母乳が出ず、すごく悩んでいて授乳を楽しめませんでした。ちゃんと飲めているのか、量が足りているのかも不安だった。おっぱいを離すとすぐに泣いていたので、出かけるのが嫌でした。
ミルクを使うようになって、お腹が満たされているのか、泣くことは減ったけれど、今度は太ってしまいました。適量がわからないし、常に頭の中はおっぱい、ミルクのことで支配されていて、赤ちゃん時代は辛い思い出が多いです。
3位:途中から完全ミルク
帝王切開のせいか、なかなか母乳が出ず苦労しました。母乳飲ませて、足りない分をミルクで補ってあげるとあっという間に次の授乳時間になり……の繰り返しで、 ほとんど休む間がありませんでした。半年ほどで母乳はあきらめ、ミルクのみにしたら本当に楽でした。
世間では色々言いますが、母乳が出ないならミルクで育てるのもありだと思います。ママが心も体も健康なのが一番だと思うので。
母乳の出が悪かったため、完全ミルクに移行しました。ミルクは哺乳瓶で与えるため、私以外の家族があげることができ、授乳後のゲップ出しまでも皆が幸せそうに協力してくれました。
一番大変だったのは、外出する際に哺乳瓶や粉ミルクを持参して作ることです。哺乳瓶はガラス製とプラスチック製があり、外出時には破損や軽さを考えてプラスチック製を持参しましたが、お湯で作るミルクが冷えにくいので苦労しました。冷やすために水道を使いたくても、他の方が使っている場合が多かったので、水でも溶けやすい粉ミルクがあればいいなと思っていました。
その他、夜中の授乳も眠気との戦いで苦労しましたが、家族の幸せを授乳を通して感じ取れたことが、何よりも私の喜びにつながりました。
4位:途中から完全母乳
1人目である長女は、急な誘発分娩のため、予定日より20日程早く産まれました。そのため、体が小さく、哺乳力が弱いことに加え、突然の出産で私自身のおっぱい工場が準備万端でなく、産後1か月ほどは母乳の出が非常に悪い状態でした。弱い力でもたくさん吸える哺乳瓶の方を長女が好み、母親の乳首を吸わせようとしても、泣いてもがいて拒むので、日々とても辛い情けない気持ちになりました。
毎日産院に通い、助産師さんに乳もみをしてもらい、搾乳と、長女に無理やり母乳を吸わせる日を繰り返すうちに、おっぱいのコンディションが良くなり、日に日に母乳の出が増えたようで、最終的に数か月後には混合から完全母乳に切り替えることができました。
特に完母にこだわりがあったわけではありませんが、がんばって出るものなら母乳を、と思い、努力した日々でした。
ちなみに2人目の時は、産後すぐに母乳が全く出なくなり、次女もおっぱいに見向きもしなくなったため(笑)あっさり完全ミルクでの育児となりました!
母乳・ミルク・混合、どれにこだわることなく、母が快適に子育てできるのが、結局一番大切なことだと、今では思っています。
5位:完全ミルク
初産で、産んだら勝手に母乳が出ると思ってました。しかし、翌日も胸は張らず、医者に思いっきり摘まれてやっと滲むかどうか……。こんなのが退院までずっとです。
日に何度か助産師からの授乳指導もあったのですが、出ないおっぱいに子はギャン泣きが辛いとこに加え、「出るおっぱいなんだけどな~」と言われる度に気が滅入り、泣きながらママ向けの質問投稿サイトに質問しました。そこで元からこだわりもなかったのもあり、完全ミルクでもいいとの回答に心が救われ、授乳の練習はしてるフリして退院までの1~2日はミルクだけをあげてました。
子に初乳すら与えられませんでしたが、満足そうにミルクを飲む子の姿を見たら、どうでも良くなりました。
退院した翌日に今までにないくらいの胸の張りがあり、肌着にも染みがあるくらいで、今からやれば母乳をあげられるかも……と思いましたが、あのギャン泣きをまた……とストレスが呼び起こされてやる気になれず……。このままだと乳腺炎になるかもと思い、お風呂に入った時に摘んだら数滴出て、翌日には胸の張りも無くなりました。
順位 | 内容 |
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1位 | 完全母乳 |
2位 | 混合栄養 |
3位 | 途中から完全ミルク |
4位 | 途中から完全母乳 |
5位 | 完全ミルク |
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